この時期にいつも着る小紋です。
地色はグレーというよりもほとんど白に近い色です。薄い黒の濃淡だけで紫陽花の花を描いています。
これもとても古く、35~36年前に叔母が縫ってくれました。
帯はこれも同じくらい古いもので母が買ってくれたものです。
当時にしては珍しくモダンな柄で、ギリシャ風の建物が描かれた8寸の帯です。
とても締めやすい素材なのでお気に入りの帯です。
実は最初は下の写真のコーディネートをしていました。
お気に入りの水色の名古屋帯ですが(グレーっぽく見えますが白地に水色の柄です)
しかし、このきものにはマッチしっすぎて面白くないなあと思い上の写真のコーディネートに落ち着きました❣
6月になると衣替えです。
基本は6月からきものは単衣(ひとえ)になります。帯も涼し気な8寸の帯が合います。
夏に向かっていますので、6月の単衣には半襟や帯締め、帯揚げは夏物を使います。
この時期暑い日もありますので、5月でも単衣を着てもいいかと思います。
きものを入れ替えるときはシミなどがないか確認してから片づけましょう。
本日午前中、美浜の「ハマベリー」さんへ🍓いちご狩りに行って来ました。
ハウスの中はこのようにきれいでした。
気付いたことがあります。甘いイチゴは「小さくて赤いのが甘い」‼ということでした。
街路樹などでよく見かけるこの花「ヤマボウシ」というそうです。
一つ一つの花が可愛いですね❣
二十四節気の今は「小満」です
いのちがしだいに満ち満ちていく頃のことで、草木も花々も鳥も虫も獣も人も日を浴びて輝く季節です。
七十二候では「初候」で「蚕起きて桑を食う」と言って蚕が桑の葉をいっぱい食べて育つ頃。美しい絹糸になる繭を紡ぎます。
私が小さい頃は隣の家でも養蚕をしていたので、家に入ると蚕が桑の葉を食べる音がザワザワとしていました。