40年は経っているきものです。お嫁に持ってきたもので親が作ってくれたものです。
地模様のある色無地です。昔はこの上に紋付の羽織を着たので色無地には紋はついていません。
少々派手にはなりまし。きものは派手目でも似合っていれば大丈夫です。
ただ、母親の立場としての場や行事に着るときは控えめに、あまり派手にならない方がいいです。
帯は水色と金色の唐草模様でところどころにモール(緞子に似た浮織りの織物)がある袋帯です。
色が爽やかなのでとても気に入ってます。
唐草模様は「蔓草の茎や葉が絡み合って曲線を描く文様で、生命力が強く途切れることなく蔓を伸ばしていくことから「繁栄、長寿」の意味があり縁起の良い文様です。
上の写真は新横浜から乗った新幹線の中から撮った夕陽です。
成人式の着付けの帰りなのですが、振り袖の写真は一枚も撮れませんでした。
次々と来るお嬢さんに着せるのに精いっぱいで写真を撮る余裕はありませんでした。
都会の成人式は地区によって時間もまちまちで人数の多い地域では2回に分けて行うところもあるようで、最後の人が終わったのは午後2時前でした。
帰りに駅へ向かう途中や駅でも振り袖姿の方を沢山見かけましたが、時間が無くて写真が撮れませんでした。
なのでせめて夕陽を撮ったという次第です。
上の写真は、松島中央公園です。
1月には珍しくよく晴れた日で澄み渡った青空が爽やかで思わず写真を撮りました。
二十四節気では今は「小寒」です。
15日は小正月です。1月1日を大正月と言います。小正月までが松の内で、小正月には小豆粥を食べる習わしがあります。小豆粥はお米と小豆を炊き込んだ晴れの日の食べ物です。