5月も終わりに近づき袷を着るのもあと僅かです。しかし、最近は5月でもとても暑い日もあるので5月も半ばには単衣を着てもおかしくはありません。
この着物は江戸小紋です。お煎茶を習っていた時に洗える色無地があると便利と思って作ったきものです。袋帯を合わせると格を上げることができます。
この帯は、地色はアイボリーに唐草風の単色で濃いえんじ色の小さい刺繍がある名古屋帯です。
こういう雰囲気の帯は帯自身が主張した色がないのでいろんなきものに合わせやすいです。
来月からは単衣を着ます。単衣には衿、帯揚げ、帯締めは夏物を使います。
長襦袢も夏物がいいですね。
この写真の花は「紅白チェリーセイジ」というらしいです。
可愛い花です。この花を見つけたとき主人がサンタクロースみたいと言いました🌺🌺🌺
上の写真の花は「ハナヅルソウ」というそうです。
厚みのある葉の中にポツンと咲いてます。これも可愛い❕🪷🪷🪷
二十四節気では今は、「小満」です。
小満とは、いのちがしだいに満ち満ちていくころのこと。草木も花々も、鳥も虫も獣も人も、日を浴びて輝く季節です。
七十二候では「次項」で、「紅花栄う」(べにばなさかう)と言って紅花がいちめんに咲くころ。
紅花は、黄色い花を咲かせ、紅の染料となる花です。
紅花の花びらは、上のほうに水に溶ける黄色の色素、下の方に水に溶けない赤の色素を含んでいて、水にさらしては乾燥させながら、紅色にしていきます。