6月1日からきものも衣替えをします。
単衣の季節になりました。
上の写真の着物は袷です。
このきものは多分、「付け下げ」と思います。しかし上半身に柄はありません。裾模様と袖に少し柄があります。
格調のある柄という訳でもないので、ちょっとしたお出かけや訪問などにとても重宝しています。
小さな花柄は刺繍です。
帯は紫を基調にした袋帯です。
今週のポイントカラーは紫色です。
付け下げの定義は
付け下げは訪問着より柄が少なめで、小紋よりよそゆきの社交着。見た目の柄付けは訪問着と似ていますが左右の身頃や肩から袖にかけて模様が繋がっていません。模様の量も訪問着よりは控えめです。
訪問着と付け下げはプロでも見分けがつきにくいこともあります。パッと見て柄が華やかなら訪問着、柄が控えめなら付け下げという感じです。反物で売られていたら付け下げです。
紫陽花が咲きはじめました。
とても可愛い花です。
多分「むらさきカタバミ」と思います。
この花を見るといつも思い出す母の言葉があります。
「花はかわいらしいのに根がいっぱい張っていて抜きにくい。」これは草なので畑にあると抜きにくいという意味です。
因みにこの花コンクリートの割れ目に咲いていました。昔よく言われた、ど根性カタバミ❕といったところです😄😄
よそのお宅の前で見かけました。「メダカ」です。
子供の頃は家の前の川で、素手で捕まえたものです。
二十四節気では今は、「小満」です。
七十二候では「末項」で「麦秋至る」(ばくしゅういたる)と言います。
麦が熟して、収穫するころ。実りの季節を麦の秋と呼びました。
バスや電車から外の景色を見ているとこの麦の畑が黄金色に色づいています。
麦秋が黄色く染まる5月下旬から6月初旬のこの時期が「麦秋」で俳句では麦秋は初夏の季語です。