薄い紫色の飛び柄小紋です。
とても結びやすい名古屋帯を締めています。
今日のポイントカラーは、紫色です。
帯揚げは、半分だけ柄があります。結び方によっていろいろ雰囲気を変えることができます。
帯締めも半分でだけ4色の色で細く分かれています。
実は今回はこの名古屋帯を締めるつもりで薄紫色のこの着物にしたのです。
ところが帯が短すぎました!3メートル50センチギリギリあるかないかです。
それに前の柄も二通りあり、位置もだいぶんずれています。
雪だるまを出そうと思うと逆巻きをしないと出ません。普通に巻くと下の写真の柄が出ます。
頑張って締めてもお太鼓の柄が上に行ってしまいます。
そこでしょっちゅう締めることを想定して帯を継ぎ足して長くしました。
素材はちがうのですが黒の布を探して約20センチくらい継ぎ足しました。
継ぎ足した位置はお太鼓柄の上で三角になっているところの半幅の部分です。
名前は分かりませんがこんななり方をしていました。
「つわぶき」の花は10月~11月頃に咲くそうです。
やや小さい花がひっそりと咲いていました。
二十四節気では今は「大雪」です。
七十二候では「末項」で「鱖魚群がる」(さけむらがる)と言って、鮭が群れをなして川を遡る頃。
海で大きく育ちふるさとの川へ帰ってきます。鮭の稚魚は海へ下って、数年かけて成長した後に元の川に戻ってくるそうです。