小さな小紋柄の紬です。紬は着ていると暖かいです。
細かい柄がいっぱいあるので、帯はシンプルなものにしました。
この帯も紬地で、初めて使うときにどちらをお太鼓にするか決めます。
こちらをお太鼓にしました。
もし、逆にするとこうなります。
こちらにするとカラシ色が主流になります。
このきものは、やや大きくて脇の辺りにたるみが出ます。
その場合写真のように対策をするときれいに決まります。
普通にきものベルト(コウリンベルト)をしてから、シャーリングの腰紐を写真のように胸に使います。
シャーリングの腰紐は本来は腰に締めるものですが、左右にゴムが縫い込であるので柔らかく締めてくれます。
このシャーリングの紐の上と下の間に脇のゆるみを引き込んで整えます。
これで脇のたるみが取れてスッキリします。
また、襟元もきれいに整います。
暑い時期はこのまま帯を締めても大丈夫です。
しっかりしたい場合はこの上に伊達締めをします。
歩いていてこんな綺麗な色の葉を見かけました。紫陽花の葉です。
寒い朝の冬の紫陽花の葉がこんなに綺麗なことに驚きました❣
二十四節気では今は「冬至」で七十二候では「次候」で「麋角解つる」(しかつのおつる)といって、大鹿の角が抜け落ちて、生え変わるころ。
麋角(びかく)とは、中国に生息した麋鹿(ルーミー)(和名・四不像(しふぞう))の角という説もあるそうです。
きょうは29日ですが、因みに昔は29の九は「苦」を連想させるため、大掃除は28日までに済ませることとされていました。おせち料理のごまめや数の子などといい日本人は縁起を大切にしていたのですね。